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佐藤芳直 人財化セミナー Presented by S・Yワークス佐藤芳直 人財化セミナー Presented by S・Yワークス

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カリキュラム

2020年セミナーテーマ

12:30~13:50

人材の財~誇りの源を知る

14:00~15:20

心を育む道~働く目的と生きる目的

15:30~16:30

佐藤芳直一問一答

16:40~17:00

成長するために~誰かの良い記憶になる
人財化セミナー目前!佐藤芳直 平成最後の人財化セミナー 未来を担う人々へ届けたい言葉
毎年全国から1700名以上の方が参加する人財化セミナー。
全ての働く人に「生まれてきた役割、より良い人生を歩む心の持ち方、考え方」を伝えています。
2020年、全国7会場で開催するにあたり、S・Yワークス代表 佐藤芳直がインタビュー形式で思いをお伝えします。
人財化セミナー2020のテーマ「心を育む道」に決めた理由を教えてください
2019年の人財化セミナーでuseless peopleということを冒頭でお話ししました。それはAIと人間は何が違うのかということをお伝えするためです。

AIが進化する中で、私たちの仕事の仕方や人間同士の関係性、また人間が本来もっている能力や知性の使い方が変わってきています。

では、AIが時代の中心にきて、人間の価値が問われているのか?というと私は全く逆だと思っています。

AIが持ち得ないもので、人間にあるものが二つあります。それは「命」と「心」です。

昨今、AIも「心」を持つということが言われるようになりましたが、本来「心」とは命があることが前提です。そこに少し狂いが生じているように思います。命があることを前提としてというのは、活き活きと生きているということを意味します。だからこそ「心」が存在しているのです。

「心」があるから相手に対しての気遣いもできますし、「心」があるから様々な無限の発想もできるのです。もし、「心」がなければ、何も感じることはできません。

私たちは、人間に生まれた以上、「心」をどのように育んでいくかというそのプロセスを最も大切にしながら子どもたちの教育をし、それが大人になってからの仕事に通じていくのです。

今は、「心のある部分」をAIに任せてしまっていると思います。それに対して、私は人間が人間を放棄することになりかねないという危機感を持ちます。

人間は、人と人との関係性の中で育まれていきます。そして、そのことを築いていくために仕事があります。全てのことが連鎖しているということを2020年の人財化セミナーでお伝えしたいと思い、このテーマにしました。
毎年人財化セミナーで「心」は経験、環境、教育で育まれていくものとお伝えしていますが、「心」は無限に成長することができるのでしょうか?
私は常に「心」とは何か?と考えた人だけが心を成長させることができると確信しています。

例えば「ゴミが落ちてる、ゴミだ、拾おう!」という「心」を発動する人がいるとします。その行動は、誰かに良い影響を与えるはずです。

昨今、私が問題視している恐ろしいことがあります。それは学校の先生の働き方改革による、古くからの日本の良き習慣である放課後の掃除に対する考え方の変化です。掃除は子どもたちと先生でやるのではなく、外部の掃除を専門にしている企業に任せる方向に大きく動いているそうです。本来子どもたちが自分たちで掃除をするということの目的には、人間として成長するための大切な様々な想いがあったはずです。海外からも称賛されている日本の学校の伝統的な習慣が、今、失われようとしています。すなわち、ゼロかイチかというようなデジタル発想が心の乱れをひき起こすと思います。同じようなことがまだまだたくさん起きてくるのではないかと懸念します。

人間は人間に影響を受ける生き物です。無限の成長を遂げることが出来るはずの「心」が、無限の成長を遂げられない環境に追い込まれていることは間違いありません。
ある意味人間は、危機の状況にあるということですね。私たちはどのように心を育んでいけばいいのでしょうか
「心」を発揮する、その「心」を受け取る心を育むことが大切です。
昨今、上司と部下のコミュニケーション不調のお悩みの声を多く耳にします。どのような言葉を使い、どのように心を通じ合わせていいかが分からないという方々が増えています。そのことについて感じていることはありますか?
「コミュニケーション不調」というのは、世代や性別に関係なく全ての人と接する上で、覚悟しなければならないといつも思っています。簡単に人と人が分かり合えると思うことは傲慢なことでしょう。

世代でいうと、今は年齢が10歳離れていれば、三世代くらいの世代感覚の違いが生じているように思います。ですから、まず、上司といわれる人が、部下の目線まで降りないといけません。降りるというのは、相手の目線になりながら、大人の判断で言葉を発するということです。部下(相手)の心の中に何が映っているのか想定しながら、言葉を発することからはじめてください。
では、お客様とのコミュニケーション不調についてはどうでしょうか?
当たり前のことですが、組織の一員として、お客様とコミュニケーションをとる上で、組織の中で訓練をしていく必要があります。訓練とは、人間としての基本を徹底して教えていくということです。どんな相手も情熱を注いでもらえれば心は動きます。小さなこと、例えば、相手の目をみて話すことなど、当たり前のことを組織の中で、まず丁寧に教えていくことが必要だと思います。
20代の若い世代を育む30代~40代の方々からのお悩みに「尊敬される自分になりたい」という声が多くあります。そのような方にアドバイスをお願いします。
尊敬されるリーダーに大切なことは、次の二つです。
1.自分の不出来も相手の不出来も許さない強さを持つこと
2.自分の器を広げること、すなわち受容する力を持つこと――たとえば、自分の言葉が相手に届かないと考え、言葉を尽くそうとすることや、相手のことは簡単に理解できないと考え、じっくりと受け止めようとすることです。
人財化セミナー参加を考えている経営者に一言お願いします
これからの10年、20年を考えた時、いかに人財を育むかということが企業(組織)の盛衰を決定することは、皆さん理解されていることですが、社員を「人財にする」とは一体どういうことなのかと考えられていますか? ひとつのパターンや仕組みで人財が育つということはあり得えません。私が、人財化セミナーでお伝えしていることは、ノウハウやプロセス論ではありません。人財化セミナーの4時間半は、「人財って何だろう?」ということを経営者と社員が共有する、あるいは先輩と後輩が共有する、そのためのひとつの中心点を話す時間であり、場であります。

40年間経営コンサルティングをしてきて確信していることは、人財が育つ会社とは、人財の定義が明確な会社であるということです。「こう在るべきだ」という根源論を共有できることが強い組織をつくります。

一人でも多くの経営者にそのスタートを切ってほしい、または繰り返し参加してくださっている方々には、何度もそのことを振り返って欲しいと強く思っています。
若者たち、リーダーたちに一言お願いします。
「人間とは何だろう?」ということを知らなければ、自分の人生を幸せにすることなどできません。生まれてきた目的、働く目的を一人ひとりが真剣に考え、何か原点を見つけてもらえたらと願っています。

今年も7会場でたくさんの方々と出会えることを心から楽しみにしています。